こんばんわ。管理人の来栖あさひです。
今回の記事は『新たな仕事は業務委託! 初心者目線で軽貨物ドライバーの仕事を解説します』という内容になっています。
物流業界未経験ですが業務委託という形で軽貨物ドライバーを始めて、個人事業主となりました。

軽貨物ドライバーってどんな仕事なの?

今回は基本的な仕事内容や収入について紹介していくよ!
軽貨物ドライバーとは?
私も当初は軽貨物ドライバーとは何ぞや? と思っていました。
始めてみると、仕事の幅が意外と多くて、一言で「こういう仕事です!」と説明するのが難しい仕事なんですね。
仕事の内容と収入
軽貨物の仕事内容は、簡単に言えば『トラックを使う程でもない小荷物を運送したり、細やかな個人宅配をする仕事』といったところでしょうか。
BtoB(企業⇒企業)やBtoC(企業⇒利用者個人)といった案件を委託されている会社に受注してもらい、仕事が入ったら荷物をお届けする、という仕事です。
仕事との関わり方(=スタンス)によって収入が大きく変動する仕事ですので、詳しく説明していきます。
個人宅配
昨今のEC通販などの普及により、急激に件数が増えたと言われる仕事です。
宅配は基本的に個建て(配達完了個数によって報酬が変わる)と車建て(車を貸し切り、時間単位で報酬が支払われる)に分かれています。
いわゆる稼ぎ頭と言われているドライバーは個人宅配を絡めた仕事をしている人が多いのではないでしょうか。
チャーター便
タクシーをイメージしていただくのが一番早いでしょうか。
距離によって運賃が変わる仕事です。
また、仕事によっては時間貸しの場合もあるようです。
コロナ禍では企業が休業に入ったりしましたので、一時は件数がだいぶ減っていたようですが、ある程度持ち直しているようですね。
スポット便
緊急配送便とも言われるようです。
「トラックに荷物を載せ忘れた!」「急ぎでこの荷物を〇〇に届けたい!」といった要望に応える仕事です。
チャーター便と同じく距離制運賃を採用していますが、スポット便の基本は1箇所積み1箇所降ろしですので、事前に運賃が決まっていることが多いようです。
長距離の案件(一本走ればウン万円みたいな仕事)もあるようですが、やはり本数としては少ないので、委託先からの仕事一本だと安定しないかもしれません。
定期便
毎週月曜、月曜から金曜の週5日など、決まったサイクルでの仕事です。
仕事自体の内容はBtoB案件もBtoC案件もあります。
この仕事は、決まったサイクルで入るチャーター便や宅配などがこう呼ばれるようですね。
収入はどうなってるの?
軽貨物ドライバーの収入は一言で説明しにくいのですが、受注した仕事の単価×1ヶ月にこなした仕事×稼働日数というのが一番わかりやすいですかね。
例えば、単価14,000円の定期便に週5日、A月は22日稼働した場合、この仕事の報酬としては308,000円ということになります。(委託会社によってロイヤリティや管理手数料などがあり、この報酬から引かれたものが手取りになります)
軽貨物ドライバーは個人事業主ですので、会社員のように労働時間の制約がありません。
時間と体力が許せばどれだけでも仕事を請けることができること、逆に休日を充実させることを優先できるなど、稼ぎ方を自由に選択できることも軽貨物ドライバーの収入の差が大きい理由と言えます。
個人事業主とは?
個人事業主は誰かに雇われているわけではありません。
委託会社と結んでいる委託契約は、あくまでも対等な目線での契約ですので、あくまでも個人事業主=社長なのです。
ですので、報酬は全てが自分のものであり、責任は全て自分が背負うのが基本的な考え方になります。
全てが実力主義の出来高制
会社員は雇用契約によって雇われているわけですから、不況の場合などでも会社は最低限を補償する必要があります。
しかし、個人事業主の場合は仕事をしなければ収入が0円です。
逆に会社に搾取されるといったことがないので、基本的には仕事をした分報酬は増えるということですね。
会社員のときは当然だった社会保険がありません
会社員であれば厚生年金や健康保険、雇用保険に加入していました。
しかし、個人事業主はそれがありません。
つまり国民年金や国民健康保険などを自分の収入の中から支払っていかなくてはならないわけです。
ある程度自分の裁量で決められる自由度
次の仕事を請けるか請けないか?
明日(厳密には明日の案件を蹴ることは難しいと思います)、急な予定が入ったから仕事を休んだ?
こういった場合、会社員では自分の裁量で決めることはできませんよね?
個人事業主は働くも休むも自己責任ですので、迷惑をかけない程度のことは自分の裁量で決定できるという強みがあります。
おわりに
最後までご覧いただいて、ありがとうございました。
業界未経験から軽貨物ドライバーになってまだ数日の私ですが、自分で稼ぎを掴み取っている感覚は良い意味で何とも言えない感覚です。
前職のタクシー運転士も歩合制でしたので、似たような部分はありましたが、一番大きな違いは働き方に制約がないというところでしょうか。
朝働いても昼間働いても夜中に働いても、文句を言われることはないので、誰の目をはばかることなく、自分に合った働き方を見つけていくのも楽しみのひとつかもしれませんね。
私もこれからまだまだ勉強して、自分に合った働き方を探していきたいと思います。
それではまた。
m(_ _)m

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