こんばんわ。管理人の来栖あさひです。
今回の記事は『アイフルの返済を滞納していたら一括請求のハガキが届いた! 和解の交渉をする際に注意するべきポイント』となっています。
2018年8月から任意整理に入って2020年5月に司法書士が辞任、同6月には私自身がアイフルと再和解の交渉をしてきました。
その際に注意するべきだと思ったポイントをお伝えできたらと思います。
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アイフルの督促は電話・ハガキの両方でおこなわれていた
ホームページでも書いていますが、私は2020年8月現在で7社からの借金のうち、アイフルを含めた6社と和解し、返済がスタートしています。
督促は電話だけという会社や、電話とハガキを併用する会社などがありましたが、アイフルからは電話とハガキの両方で督促が来ていました。
アイフルが送ってくるハガキには一括請求と書かれたものに、債務額(私の場合は遅延利息込みで約55万円)が記載されています。
また、お支払いの相談がございましたらご連絡くださいと書かれていました。
アイフルの電話はナビダイヤル
アイフルの督促は電話でもおこなわれたと書きましたが、ナビダイヤル(0570から始まる番号)からの電話でした。
ナビダイヤルは無料通話が効かず、かけ放題の人でも高額な通話料金になってしまうことで有名ですので、こちらから電話をかける際は注意が必要です。
できれば電話がかかってきたタイミングで受話したいところですが、準備万端のところに電話がかかってくることはまずないので、私の場合はあきらめて電話をすることにしました。
アイフルと再和解の交渉
アイフルは、今回の私の再和解において7社中5社目の再和解交渉となります。
こちらの債務額は先ほども書きましたが遅延利息込みでおよそ55万円。
司法書士との和解では月6,400円で和解されていましたが、2ヶ月以上にわたる遅延によって期限の利益を喪失している状態です。
ここから再和解の交渉をスタートさせていき、私の場合は、結果的に毎月8,000円の返済で再和解となりました。
和解交渉をする上で注意するべきこと4選
和解交渉の電話をかける際に注意しておくべきことをピックアップします。
- あまり弱腰で相手の言いなりにならない
- 遅延したことは誠実に謝罪する
- 金額の交渉は必ずしも思い通りにはならないが、できる限り食い下がる
- 破談させず、必ず合意まで持ち込む
債権者の言いなりになってばかりではダメ!
これは注意点というか姿勢の問題なのですが、遅延した自分が悪いのだから、相手の言う通りに和解するべきなんだというのは、事実ですが交渉の場に持ち込むのは危険です。
もちろん、遅延したからこの状況になっているわけですが、それと自分が生活していきながら返済していけるかどうかは別問題ですよね。
あくまでも適正(任意整理では60回払いが相場)な返済金額・回数で和解できるよう、冷静に臨まなければいけません。
遅延したことへの謝罪はしっかりとしましょう
先ほどの「弱腰で相手の言いなりになるな」という話と矛盾するようですが、自分が返済を遅延させて相手に迷惑をかけたのは事実ですから、そこは誠実に謝罪するべきです。
ここで謝罪したことでアイフル側の対応が変わるということはないと思いますが、自分の過ちを謝罪によって清算し、フラットな精神状態にリセットした上で交渉に臨めるという効果が期待できます。
返済金額の交渉ではできる限り食い下がる
まず電話をする前に、債務額がわかるようであれば『債務額÷60ヶ月=相場的に妥当な返済金額』という数字を算出しておきます。
私の場合は『約55万円÷60ヶ月=9,200円(100円単位で繰り上げ)』でしたが、最初にさらに低い6,400円を提案しておいて、8,000円の折衷案で合意するというやり方をしました。
実際、算出された数字は合意する為の指針として役に立ちますので、相手にはこの数字よりも一段階低い数字を提案しましょう。
そこから交渉をすると、結果的にはここで算出した数字の前後くらいで落ち着くことが多いと思いますよ。
破談は絶対に避ける!
交渉はケンカではないので、あまり揉めるようであれば、「一度検討して〇〇日(遅くとも3日以内程度)に再度連絡します」などとして一旦電話を切りましょう。
合意できずに交渉が決裂した=破談になってしまえば、本当に一括請求となってしまうリスクが高まってしまいます。
一度冷静になって、自分の言い分と相手の言い分を考えてみましょう。引けるところは引いて、最終的には合意するという着地点で話し合いに臨んでください。
おわりに
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
アイフルとの再和解交渉で注意するべきポイントとして書いてきました。
和解の交渉というのはとても難しいのですが、実際のところ債権者は会社独自の規定に則って交渉していることが多いようです。
任意整理の分割相場は60回ですが、私は83回払いで合意できた債権者にも出会っていれば49回払いで合意することになった債権者にも出会っていますので、本当に会社によってという部分なのかもしれません。
この記事が、少しでもこれから和解交渉をする人の助けになれば幸いです。
それではまたm(_ _)m
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